過敏性腸症候群
2022.05.22慢性的な下痢や便秘でお腹に不快感があっても特に原因となる病気が見つからない場合は、過敏性腸症候群が考えられます。
こちらは腸が病気なわけではなく、心身症の一つと言われ、不安や緊張を感じたストレスによって腸が刺激を受けたり動きが悪くなることでおこります。
過敏性腸症候群は、下痢だけが慢性的に続く下痢型、便秘だけが続く便秘型、下痢と便秘を繰り返す混合型があります。
症状
- 慢性的な下痢
- 慢性的な便秘
- 下痢と便秘を繰り返す
- 不安感を感じる
- 不眠
- 頭が重い
- 疲れやすい
- 吐き気
- 腹部膨満感
- 食欲不振 など
原因
日常生活のストレスや不規則な生活により消化管が異常運動を行ったり、消化管が知覚過敏になることが原因と言われますが、正確にはまだ原因は分かっていません。
対処法
ストレスや不安を溜めない生活が大切ですが、学校や会社での生活ではなかなか不安要素を払拭することは難しいと言えます。
まずは日常の生活の中で、できることから少しづづ始めると良いでしょう。
- 毎朝決まった時間に起床する
- 同じ時間に食事をとる
- 暴飲暴食を避け胃に負担をかけない食生活
- アルコールを摂取しすぎない
- 散歩などの軽い運動をする
- 入浴は湯船につかる
- 朝はゆっくりトイレに行ける時間をつくる