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食道裂孔ヘルニア

2023.11.28

食道裂孔ヘルニアは消化器系疾患の一つで、横隔膜にある食道裂孔(食道が腹部に入る部分)が開きすぎることによって、腹部の一部が胸部に進入する状態を指します。
通常、食道は胸部と腹部の間を通って胃につながっていますが、このヘルニアが発生すると、食道の一部が腹部から胸部に突出することがあります。

 

食道裂孔ヘルニアは主に以下の二つのタイプに分類されます

滑脱型

食道が胃に入っている部分が上方にずれ、食道裂孔が開くことによって発生します。このタイプは比較的一般的で、多くの場合、症状がないか軽度です。

 

傍食道型

食道と胃の接合部は横隔膜より下の正常な位置にありますが、胃の一部が横隔膜の上に押し出されて食道と並んだ状態になります。傍食道型ヘルニアは、滑脱型よりも症状が重いことがあります。重症な場合、胃が捻じれることがあり、これは緊急の医療介入を必要とする場合があります。

 

症状

  • 消化不良
  • 胸やけ
  • 呑酸(酸っぱいものや苦いものがのどに上がってくること)
  • げっぷ
  • 飲み込みずらさ
  • 胸の痛み

 

原因

食道裂孔ヘルニアの主な原因は、横隔膜の食道裂孔が通常よりも大きくなり、それによって腹部の一部が胸部に進入することです。
これらの要因として、加齢とともに組織の弾力性が低下し、様々な部分で組織の拡張や緩みが生じやすくなること、妊娠、肥満、激しい腹筋運動、便秘などによって腹部圧力の増加によって引き起こされることが挙げられます。
さらに、腹部や胸部の外傷、または手術によって、横隔膜や食道裂孔に影響が及ぶことでヘルニアの原因になることがあります。

 

治療方法

治療は症状の程度により異なり、軽度な場合は食事療法や薬物療法が行われることがあります。重症な場合や合併症がある場合は、手術が必要となることもあります。